月刊バーズの過去の歴史や連載作品のまとめ!休刊後の連載作品はどうなる?
月刊バーズの休刊が発表されました!
月刊バースて何?、どんな雑誌なの?と疑問に思う方もいると思います。
僕も、月刊バースについては最近まで何も知りませんでしたw
そこで、今回は月刊バースを初めて聞いた方のために月刊バーズの歴史を紐解くとともに、今連載している作品についてまとめていこうと思います
月刊バーズの歴史
月刊バーズは実は変更後の名前なんです。
元々は、コミックバーガーという名前で1986年に講談社・スコラより出版されました。
いきなりツッコミどころ満載です。
月刊バーズとコミックバーガーて違いありすぎですよねw
しかも、なんでバーガーなんだろう?
因みに、1986年にマクドナルドからソーセージマフィンの発売が開始されました。
これに関連してバーガーなのかはわかりませんが…。
1988年には発行元がスコラへ変更となり、単行本メーカーもバーガーSCとして生まれ変わります。
1993年に、一旦、休刊することに…。(1回目)
その後、同年1993年に月刊誌として復活します。
その3年後の1996年に再度、休刊(2回目)
休刊から3ヶ月後にコミックバーズが創刊されます。
ここまですでに2回の休刊が行われています。
今後、月刊バーズになるまでに休刊以上の出来事が起きます!
コミックバーズ創刊以降は月刊誌として続いていましたが
1999年に発行元のスコラが経営破綻します。
そして休刊へ(3回目)
発行元が経営破綻してしまったため、コミックバーズの継続も危ぶまれましたが、ソニーマガジンズに移籍することになります。(移籍1回目)
移籍後も月刊誌として継続していき、単行本レーベルとしてバーズコミックスを創刊します。
しかし、移籍から2年後の2001年にまさかの
ソニーマガジンコミック関連から撤退を発表
どうなる、コミックバーズ!?
そんな時に幻冬社へ移籍が決まります。(移籍2回目)
正確には幻冬社の子会社、幻冬社コミックスに移籍し、月刊誌として継続していきます。
その後は2015年にコミックバーズがリニューアルされ、月刊バーズとなります。
それに合わせて、無料web漫画サイト:デンシバーズがスタートします。
翌年2016年には創刊20周年を迎え、電子書籍の発行を開始します。
そして、今年の8月号を持って休刊へ…(4回目)
コミックバーガーから今回の休刊までの歴史を振り返ると
移籍が2回、休刊が4回
と紆余曲折をしながら今まで続いていたことが伺えますね。
やはり、幾度の危機を乗り越えられたのは、連載されている作品に人気があったからだと思います。
月刊バーズには
冬目景の「羊のうた」、PEACH-PITの「ローゼン・メイデン」、星野リリィの「おとめ妖怪 ざくろ」
などアニメ化された作品があります。
ローゼン・メイデンはおすすめですよ!
主人公の設定がとても、クセが強いんじゃ!
そしてストーリーもクセが強いんじゃ!
気になる人はぜひ、原作やアニメをみてくださいね。
月刊バーズに連載中の作品について
現在、月刊バーズには
惑星クローゼット」/「時計じかけの姉」/「Under the Rose 〜春の賛歌〜」/「早乙女くんとQちゃん」/「警視庁抜刀課」/「空電ノイズの姫君」/「綾辻黄泉路地図工房」/「純潔戦線」/「純喫茶ねこ」/「アイとアオの境界」/「バリエ ガーデン」が連載されています。
一部の作品の見所とストーリーについてまとめていきます。
*一部ネタバレが含みます。
惑星クローゼット
出典:幻冬社コミックス 作品タイトル/シリーズ 惑星クローゼットより
作者:つばな
ストーリー
主人公である女子高生の愛海はある日の夜に、現実とは違う世界で、見たこともない変な生物に追いかけられる夢をみます。
その夢では、知らない同い年の女の子のフレアに助けを求められます。それ以降、夜間ではなく、昼寝の時にも夢の続きを見るように…。
夢を見るたびにフレアは助けを求めます。
そして、繰り返し夢を見るにつれて、現実世界でも夢と同じことが起きるように…。
主人公である愛海の運命、フレアの正体は!?
第一話を試し読みしましたが、主人公の愛海の現実世界と夢の世界との世界観のギャップが読み手の興味をくすぐる作品になっています!
時計仕掛けの姉
出典:幻冬社コミックス 作品タイトル/シリーズ 時計仕掛けの姉より
作者:いけだたかし
ストーリー
寂れた商店街で二人の兄弟が時計屋を営んでいました。
姉の晶(アキラ)は天才時計技師で、弟の水(ミナト)は美しい外見を利用して男娼として稼いでいます。
外から見ると仲睦まじい兄妹に見えますが、弟の水はロボットで、実は10年前に他界しています。
姉の晶は弟の水を愛していました。
姉の晶は自身の才能を駆使して、生前の水にそっくりのロボットを作り出して再び、兄妹の生活を始めています。
晶たちの住んでいる商店街の人たちはそのことを知っていて
晶のことが好きな電気屋の2代目ツグジは晶たち兄妹のことを気にかけて、真っ当な道を歩んでいけるよう奔走していくことに…。
こちらも試し読みしましたが、晶と水は兄妹以上の関係を持っているような描写があります。二人の過去にはどんなことがあったのか?水が死んだ原因とは?などなど気になることがたくさんある作品になっていますよ!
綾辻黄泉路地図工房(アヤツジヨミジチズコウボウ)
出典:幻冬社コミックス 作品タイトル/シリーズ 綾辻黄泉路地図工房より
作者:逢坂 八代
ストーリー
主人公の綾辻至伸(あやつじ しのぶ)はじーちゃんと一緒に暮らしています。
じーちゃんは地図職人ですが、ただの地図職人ではありません。
じーちゃんが作る地図はただの地図ではなく、この世ならざる場所へ行くための地図。
その地図は、必要とする人が特定の場所に行くために必要になります。
至伸の担任の竹中先生は誤って、じーちゃんが作った地図で20年前の自分の過去に行くことに。
そこで、過去のある出来ごとの場面に遭遇し、解決しようと試みますが、反対に過去の世界に囚われそうになります。
その時に主人公である至伸が助けにきます。
至伸はじーちゃんの地図がなくても、この世ざる場所へ行くことが出来る能力を持っています。
主人公の至伸が繰り広げるミステリアルなストーリーに注目ですね!
この作品も試し読みができます。
過去の世界の竹村先生を助けに来た至伸はヒーロー並みにかっこよかったですね。気になるのが過去の世界にきた至伸は大人になっていたということ。過去に行っているのに、成長している?
至伸をはじめじーちゃんの正体が気になります。
警視庁抜刀課
出典:幻冬社コミックス 警視庁抜刀課 公式ホームページより
作者:斎藤 岬
ストーリー
警視庁銃刀特別対策課…通称:抜刀課に所属している切通弥と架光隼人の2人は妖しい力を宿した刀剣を取り締まっている。抜刀課の様々な性格の捜査員達が妖刀に魅入られた人々を救う物語。
この作品も試し読みができます。
この作品では登場人物達がとりあえずイケメンですw
テ○スの王子様みたいに漫画だけでなく、ミュージカルにも発展しそうな気がしませんか?
実は舞台化されたんです。
昨年の5/26〜6/4に公演されました。
切通弥 の役を中村 優一さん、架光隼人 の役を井上 正大さんが演じています。
原作も気になりますが舞台も気になりますね!
舞台の映像は公式サイトでDVDが発売されているのでぜひ、検索してみてくださいね!
月刊バーズに連載中の作品の今後は
月刊バーズの発行元である幻冬社コミックスは、休刊後も連載中の作品について、掲載媒体が変わるが連載を続けることを発表しています。
詳細は次号「月刊 バーズ8月号」で発表される予定です。
次号の発売日は6月30日(土)になります。
電子媒体に移行するのかな…?
連載中の作品か関する今後については目が離せませんね!
まとめ
今回は
・月刊バーズの歴史
・月刊バーズに連載中の作品について
・月刊バーズに連載中の作品の今後は
についてまとめてみました。
月刊バーズの今後については次号の情報を要チェックですね!
今回も最後までみていただきありがとうございました!