どうも!
ニューマガことNews Magazineのnaoykiです。
突然ですが、即位礼正殿の儀をご存知でしょうか?
僕はつい最近知ったのですが、天皇が退位された後、皇太子が天皇へ即位される時の儀式になります。
儀式の内容自体も気になるんですが、この即位礼正殿の儀がいつ行われるのかも気になりませんか?
ついでに儀式が行われる場所についても調べてみようと思います。
即位礼正殿の儀はいつ行われるの?
即位礼正殿の儀が行われる日については首相官邸のHPに載っていました。
即位礼正殿の儀は、御即位の年の10月22日に、国事行為である国の儀式 として、宮中において行う。
より引用
10月22日は火曜日になります。
ちなみに、この日は休日扱いになります。
その理由としては、皇太子殿下の即位については国民が一同になって祝うことができるように、休日とすることが
天皇の即位の日及び即位礼正殿の儀の行われる日を休日とする法律で決められています。
ちなみに、天皇陛下が即位された*1990年11月12日(月)は休日となっていました。
(*出典はwikipedeiaの国民の祝日より)
即位礼正殿の儀が10月22日に執り行われるのはわかったけど、どうして10月22日なのか疑問ではありませんか?
即位の礼の日程の理由についてはこちら
宮内庁の西村泰彦次長は9日記者会見し、皇位継承の儀式に関する準備委員会の初会合で山本信一郎長官が示した要望事項を明らかにした。
要望は(1)天皇陛下の退位の儀式を行う(2)皇太子さまの「即位の礼」と、皇室行事「大嘗祭(だいじょうさい)」は一定の期間を空けて余裕のある日程を組む(3)秋篠宮さまが皇位継承…
即位の礼の後に行われる大嘗祭は12月21日を予定しています。
明仁天皇が即位された時は、*即位の礼の10日後に大嘗祭が行われていました。
(*出典はこちら)
その時のことを鑑みて、即位の礼を日程が決まったと考えられます。
即位礼正殿の儀が行われる場所はどこ?
即位礼正殿の儀は皇居にある宮殿で行われます。
宮殿にはいくつかの部屋(間)が存在し、即位礼正殿の儀が行われるのは松の間になります。
松の間は他の間より、格式が高く位置付けられています。
そのため、内閣総理大臣の親任式や最高裁判所長官の親任式、文化勲章の授与式なども松の間で行われています。
やはり、松竹梅の順番で考えても、皇位継承式である即位の礼が松の間で執り行われるのも納得です。
ちなみに竹の間はご会見やご引見などを行う場所で、梅の間は皇后誕生日祝賀や皇后ご引見など
皇后関連の行事などが行われる場所となっています。
明仁天皇が即位された時の松の間の様子がこちら
首相官邸トップ > 会議等一覧 > 天皇陛下の御退位及び皇太子殿下の御即位に伴う式典委員会 > 開催状況 > 第2回 議事次第より引用
写真にある玉座は高御座(たかみくら)は普段、京都御所に保管されています。
明仁天皇が即位された際は陸上自衛隊のヘリコプターで空輸されました。
自衛隊で担当するあたりが、即位礼正殿の儀の規模がすごいことが伺えますね。
ちなみに明仁天皇までは高御座が保管されている京都御所で即位礼正殿の儀が行われていました。
やはり、歴史的背景から天皇家に纏わる行事は京の都で行われるのが通例でした。
明仁天皇の即位の時は、社会過激派の一派が即位礼正殿の儀を妨害するような声明を出していたことから、宮殿で行われました。
明仁天皇の退位については、約200年ぶりということもあり、世の中がざわつくことも考えられると思います。
平穏に即位礼正殿の儀が行われるためにも、場所が宮殿になったのでしょう。
即位礼正殿の儀に参列者はどんな人達なの?
即位礼正殿の儀の参列者は2,500人を予定されています。
2,500人て結構多いと思いませんか?
僕は数十〜数百人規模かと思っていましたが、2千人規模の行事とは驚きです。
参列者はどんな人が選ばれているのか、明仁天皇の即位礼正殿の儀の時を元に考えていきます。
明仁天皇の即位礼正殿の儀の時の参列者は
外国元首・祝賀使節・駐日大使等各夫妻、内閣総理大 臣始め三権の長夫妻、国務大臣夫妻、国会議員、認証官、 事務次官、元三権の長夫妻、地方公共団体の代表夫妻、 民間関係(文化・学術・スポーツ・産業・福祉等)等
になります。
日本の政界関係者が参列することは想定していましたが、外国元首も参列されているなんて、正直、驚きました。
国際情勢において、日本の天皇が変わることは世界規模での行事になるんですね。
それも、そうですよね。
日本は列強の仲間入りをしていて、世界各国と友好関係を築いています。
天皇陛下の即位は一国家の出来事だけではすまないほど大きな行事であると言えます。
明仁天皇の即位の時に参列した各国要人は国家元首、皇室、王室関連を含めると160カ国にのぼります。
他にも気になる参列者として、民間の参列者ですね。
各業界の著名人に声がかかると思われると思いますが、明仁天皇の即位の時は民間の参列者は誰だったのか調べてみたのですが、公表されておらず…。
そこで、民間の参列者が誰になるか予想してみようと思います。
文化・学術関係者
おそらく、文化勲章を受賞した人から選ばれると予想します。
文化勲章を受賞した人の一覧はこちらから確認できます。
個人的には新元号以降に市川團十郎を襲名する市川海老蔵さん
歌舞伎界を牽引している中村勘九郎さん
など若い人材が選ばれて欲しいですね。
スポーツ界
スポーツ界は国民栄誉賞の受賞者を中心に招待されるのではないかと予想します。
世界の王さんや
ミスターこと長嶋茂雄さん
引退を表明された吉田沙保里さん
などが招待されて欲しいですね。
産業界
今話題になっている人物であるZOZOTOWNの前沢社長が招待されないかな…。
医療界
オプシーボの開発に貢献した本庶佑さん
民間関係者の参列者に関しては誰が参列するのか、目が離せませんね!!
まとめ
今回は即位礼正殿について
・即位礼正殿の儀はいつ行われるの?
・即位礼正殿の儀が行われる場所はどこ?
・即位礼正殿の儀に参列者はどんな人達なの?
の3つの視点を紹介させていただきました。
僕自身、即位礼正殿の儀について今回調べてみて思ったのが
「日本人だけど天皇に関する行事を知らなかった」と。
200年ぶりの天皇の退位と皇太子の即位を見ることができるのはひょっとしたら、国民として凄い名誉なことかもしれませんね。
今回の記事が少しでも皆さんのお役に立てたら嬉しい限りです。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!